女性活躍推進

個々の意志が尊重され、
各自が主体的に
活躍できる組織づくりに
貢献していきたい。
2016年新卒入社
カリフォルニア大学デービス校
College of Letters and Science(人文学科部)
International Relations(国際関係学科)専攻


自分がもっとも成長できそうな環境と、
そこで活躍している人を重視して入社を決意。
小学校高学年の頃、2年間米国に住んだ経験があります。言語を習得し、周囲と積極的にコミュニケーションを図ることの楽しさを知った矢先に帰国しましたが、再び米国での生活を望む強い意志が心に残り、その思いを礎としてカリフォルニア大学へ進学を決意しました。大学在学中は、世界の貧困問題など国際社会が抱える課題に深い関心を寄せ、その現状についてレポートをまとめるとともに、スイスを拠点とする国連関連機関の視察を通じて現場の実情に触れました。
そのまま海外でのキャリアを模索しましたが、日本文化への愛着から、まずは自身のルーツである日本での就職を視野に入れ、就活イベントに参加しました。しかしながら、自分が大切にする価値観と一致する企業との出会いは容易ではありませんでした。特に、成長を促す環境、多様な業界に触れる機会、そして長い時間を共に過ごす職場の雰囲気が自分に合致することがもっとも重要な要素でした。そんななか、エージェントを通じてSOLIZEを紹介され、社員の方と話す機会を得た際に「ここだ!」という直感的な確信を持ち、入社しました。

研修を任されたことが
自分の壁を壊すきっかけに。
入社後は、保険業界のお客さま先で業務に携わりましたが、なかなか成果を上げられず、自身のスキル不足に悩む時期が続きました。当初は自己主張が苦手で、「もっと好きなようにやっていいんだよ」と当時の上司に言われ続けていました。その後、プラント業界向けの新規AIサービス立ち上げプロジェクトに参画し、プロジェクトリーダーとしてお客さまの業務変革に取り組みました。お客さまの現場に密着し、ベテラン技術者の隣で詳細なヒアリングを重ねるなかで、「誰よりもお客さまの業務を理解しているのは自分、もっと自信を持ってやってごらん」という上司の一言が、自身の壁を打破する転機となりました。
そんななか、新卒社員の研修委員を任され、責任ある役割を果たしたことが、さらなる自信につながりました。研修の改善点や新たなカリキュラムの導入に向け、社内の多くの関係者を巻き込みながら具体化していきました。「もっとこうしたい」と思うことがあれば、積極的に発言し、行動に移すことの大切さを学びました。こうした経験をとおして組織からも評価されるようになり、次第に自信が芽生えていきました。新卒社員の育成を通じ、私自身も成長できました。

産休・育休取得後、
フルタイムでプロジェクトに復帰。
2022年9月から産休・育休を取得し、2024年5月に復職しました。復職直後は育児との両立を考慮し、時短勤務で社内の組織変革に取り組みましたが、8月からフルタイムに移行し、エネルギー・インフラ業界のお客さま先で変革活動に携わりました。特にリモートで遂行可能なプロジェクトにアサインしてもらえたことは大変ありがたく、育児で急な対応が発生した際にも柔軟なフォローがあり、無理なく業務に取り組むことができています。
これまでの経験を通じてもっとも習得できたスキルは、リーダーシップであると自負しています。文系出身という背景から、ものづくりの知識は決して豊富ではなかったものの、「とにかく挑戦してみよう」とSOLIZEに飛び込みました。未熟な部分は多々ありますが、持ち前のフットワークの軽さと、周囲の協力を得ながら、問題解決へと導くことが自分らしいスタイルです。
リーダーシップを発揮して
組織にも貢献したい。
女性で子どもがいても、自分の意志を大事にできる働き方をしていきたいですし、誰もがそれを実現できる組織にしていきたいと考えています。20代、30代が半数以上を占める若い組織である以上、今後は男女を問わず育休などを取得するタイミングがやってきます。その際、働き方の自由度が高い案件の開拓や、各自のキャリア志向に応じた仕事の在り方について、具体的な取り組みが求められると考えています。
また、誰もが「あのようなキャリアを築きたい」と憧れるモデルケースが増えていけば、多様な働き方がさらに切り拓かれると思います。そのためにも、一人ひとりが働きやすく、今以上に自由にキャリアを築ける組織づくりに貢献していきたいです。意志を発信して行動すれば、周りの人の力を借りながらさまざまなことが実現できる会社だということを、研修委員になったときに学びました。今後は、組織に対してもリーダーシップを発揮できる存在になっていきたいと思っています。
今はまだ子どもが幼いため、自分の好きなことに時間をかけることはなかなかできませんが、定期的に家族で旅行に出かけ、リフレッシュすることを楽しみにしています。都心から車で2時間ほどのところにある実家が旅館であることから、頻繁に帰省し、温泉に浸かり、日々の疲れを癒しています。
