Message

社長メッセージ

閃き」を
テクノロジー」で実現し
世界を創造で満たしていく。

SOLIZE Ureka Technology株式会社
代表取締役社長
堤 寛朗

これまでの経歴

コンサルティングで培った
プロジェクトマネジメント力を活かし
社内外におけるさまざまな変革を
実行してきた。

子どもの頃から飛行機が好きで、大学では工学部を選択しました。就職活動では、航空会社や総合商社を中心に志望していましたが、SOLIZE(旧社名:インクス)に興味を持った理由は、「社会を変えようとしている会社」だと感じたからです。当時は勢いのある製造系スタートアップ企業であり、3Dプリンターが将来どのように発展していくか未知数でしたが、「ものづくりを本気で変えていこう」という意志を感じました。「どんな仕事ができるか未知数」だからこそ、5年先の自分を想像したときに「一番成長できそうな環境がある」と考え、入社を決意しました。

入社後最初の10年間は、コンサルタントとしておもに大手製造業のお客さまの業務変革をリードしてきました。多くの部門にまたがるプロジェクトをリードし、お客さまの開発業務をふかんしながら、生産性向上やプロセス改善の提案を行い、現場で稼働するまでプロジェクトマネジメントを担当しました。高い目標を掲げ、真摯に愚直に取り組み、達成するまでやりきることが求められる仕事をとおして、私はお客さまに大いに成長させていただきましたし、今も感謝の気持ちを強く抱いています。同時に、製造業のプロセス全体を知るSOLIZEだからこそ実現可能な、業務変革の大きな可能性を知ることもできました。

会社が目指すこと・ビジョン・ミッション

製造業をコアに領域を拡大し、
社会課題の解決にもつなげていきたい。

2000年代は、製造系ベンチャーとして勢いのある時代でしたが、2009年には会社の民事再生という非常に苦しい経験もありました。その後、2010年代には会社が復活し、2024年には東京証券取引所スタンダードに上場するまでに成長しました。まるで3つの会社に在籍したかのような激動のなかで、私自身は、社外のお客さまの変革を実行する立場(2002年~2010年)から、事業を率いる立場(2010年~2017年)、そしてグループ全体の変革と上場を主導する立場(2018年~2024年)へと、役割を変えてきました。無事に上場し、現在は複数の事業拡大をリードする立場となっています。そして2025年7月1日、SOLIZEグループの「システムとしての企業体」基盤構築のための分社化により、SOLIZE Ureka Technologyが設立され、私は代表取締役社長に就任しました。

社名の「Ureka(ユリーカ)」は、アルキメデスが原理を閃いたときに叫んだ言葉です。私たちの存在が、閃きを実現しようとする衝動を生み出し、困難を乗り越える意志へと変わり、社会変革の波を起こしていく。そんな想いを込めて、「世界を創造で満たす」というミッション、「テクノロジーで未来を創るキードライバーであり続ける」というビジョンを掲げています。SOLIZE Ureka Technologyは、閃きを世界でもっとも大切にし、その実現に全力を尽くす会社でありたいと考えています。閃きというと難しく感じるかもしれませんが、「こうありたい」「こうなりたい」という想いもまた、閃きの一つです。
また、これまでに製造業で培ってきた技術や方法論は、さまざまな業界に応用可能です。それらをかけ合わせ、さらに発展させることで、社会課題の解決にもつなげていきたいと考えています。

MISSON

世界を創造で満たす

VISON

テクノロジーで未来を創る
キードライバーであり続ける

どんな仲間を求めているか

スピードと行動量。
閃きからの第一歩を
クイックに踏み出せる人。

SOLIZEグループが共通の価値観として掲げている「誠実さ(Integrity)」は、グループ社員にもっとも浸透している言葉の1つであり、今後も決して変えることのない価値観です。そのうえで、新たな創造に挑戦するSOLIZE Ureka Technologyでは、これまで以上にスピードと行動量が求められると考えています。閃きを実現することは簡単ではありません。技術的な困難もあれば、組織的な課題もあり、実現までこぎ着けるのは決して容易ではありません。時代は次々に新しい方向へ進んでいます。だからこそ、一瞬の閃きからすぐに一歩を踏み出す、そのスピードが非常に重要です。

時間をかけて作り込む前に、まずアクションを起こす。すると、「ここは違うけれどここはいいね」とアイデアがどんどん生まれ、さらに次のアクションにつながります。ふと閃いたときに真っ先に声をかけていただける相手であるだけではなく、こちらからも先手を打って行動していく。そうした行動の積み重ねが「世界を創造で満たす」ことにつながり、新しい価値を生み出す会社として社会に貢献し、必要とされる存在になっていくと考えています。こうした想いに共感し、会社とともに成長していける仲間との出会いを楽しみにしています。一緒に、ワクワクする未来を創っていきましょう。

堤 寛朗

1976年生まれ。長崎県長崎市出身。東京理科大学大学院電気工学専攻修了。2002年、株式会社インクス(現SOLIZE Holdings株式会社)に入社。コンサルタントとして製造業(自動車・電気・精密・重工業など)のエンジニアリングチェーン(設計・製造)におけるコンサルティング業務に従事。2010年、コンサルティンググループ ゼネラルマネジャーに就任。2015年、SOLIZE Innovationsカンパニー長に就任。2018年、経営戦略 特命担当(海外事業、変革推進等)に就任。2020年、執行役員(経営戦略・IT戦略担当)に就任。2023年、上席執行役員に就任。2025年7月1日、SOLIZE Ureka Technology代表取締役社長に就任。趣味はロードバイク、テニス、ゴルフ、ウォーキング、日本酒、サウナなど。