Member

設計経験を活かし
エンジニアとしての幅を広げて
ものづくりに貢献したい

  • 2023年 キャリア入社
  • 信州大学 繊維学部 化学・化学工学専攻
  • エンジニア
  • 経験者
  • 数理・シミュレーションエンジニア
  • 自動運転
  • 要求分析
  • ソフトウェア開発
  • 技術・テクノロジー
  • チームワーク
  • 理系
  • エンジニア
入社のきっかけ

自動車部品設計からMBDへの転身

前職は自動車部品メーカーでクラッチ設計や油圧設計に携わっており、机上設計と実験的アプローチを融合させるものづくりを経験しました。その中で、設計的に解き明かせない部分にもどかしさを感じ、もっと効率的にアプローチできる方法があるのでは、と考える中でMBDのスキルを身に付けたいという思いが強くなりました。そこで、MBDのプロフェッショナルが在籍し、さまざまな企業を技術でサポートしているSOLIZEに魅力を感じ、入社を決意しました。

入社して感じたこと

新たな視点の獲得

入社2ヶ月間は研修をとおして自動車工学や制御設計、プログラミングのスキルを学びました。今まで何となくの理解にとどまっていたことを基礎から深く学び、経験の浅かった分野について短期間で知識を習得できたことが自信につながりました。また、プロジェクトでは今まで携わった部品設計以外の要件分析やシステム設計、ソフトウェア設計を経験でき、設計開発技術の向上や効率化を推進するためにはMBDだけではなく、設計領域全体を理解して最適な提案をすることが重要であることを学びました。新たな視点を得て、自身の興味がMBDだけにとどまらず、開発プロセス全体へと広がったと感じました。

業務経験

要件定義をとおして知識醸成

現在は自動運転システムの要件定義業務に従事しています。具体的には、操作や周辺環境に対し、自動車システムがどのように動くかを書き下していく業務です。この仕事により完成品の設計図にあたるものができ、製品が思いどおりにできているかを評価する際に役立ちます。ユースケース作成には、対象製品、開発資料やモデル、制御ロジックを理解する必要があり、また、効率的な評価のために必要なシーンを明確な理由をつけて取捨選択するなど、検討内容は多岐にわたります。

プロジェクトに参画した当初は難しさを感じましたが、チームメンバーのサポートや、自己学習を通じて、今では考えることを楽しみながら仕事ができています。また、チームメンバーそれぞれがプロフェッショナルであり、些細なことも相談することで必ず解決に近づいたり、より良いアウトプットになったりする経験をとおし、チームでの開発の楽しさを実感しています。

今後チャレンジしたいこと

幅広い分野の開発に貢献したい

現在携わっている自動車関連業務で経験を積みながら、開発プロセス全体の効率化に貢献できるエンジニアを目指しています。ゆくゆくは自動車以外の開発にも携わってみたいです。問題解決の方法について考えることが好きなので、大学で携わっていた化学の領域で、環境問題にアプローチできたらおもしろそうだなと感じています。まだまだ知識が足りないと実感していますが、日々の業務の中で生じる不明点をそのままにせず、誠実に仕事に取り組みたいです。特に、モデル全般のロジックや制御・ソフトウェアに対する知識は業務と並行して学んでいきたいです。また、仕事の進め方、スケジューリングや報告スキルについてもSOLIZEで新たに得るものが多く、それらを定着させて多くのお客さまに信頼される仕事をしたいと思っています。

※所属部署・役職や内容は取材当時のものです。

プロジェクトアサイン後の1日のスケジュール(Global Engineering Center-Yamatoでの業務)
  • 9:30

    始業。ToDo整理、メール確認

  • 10:00

    お客さまとオンラインでの打ち合わせ(進捗共有、要件の新規作成依頼受け取りなど)

  • 11:00

    要件作成(開発資料を確認し、要件に落とし込む)

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    社内打ち合わせ(進捗共有、不明点や進め方の相談など)

  • 14:00

    要件作成(社内打ち合わせのフィードバック対応)

  • 16:00

    チーム内打ち合わせ(些細な不明点など、小規模メンバーで共有・相談)

  • 17:00

    作成した要件のテスト

  • 18:00

    お客さまへの報告資料作成

  • 18:30

    終業

皆さんへのメッセージ

仕事を通じてものづくりに貢献したいと考えている方、新しい技術や知識を学ぶことに情熱を持ち、考えることが好きな方には、この環境がぴったりだと思います。また、チームで協力し、知識を出し合って最適解を探したり、困っていることを共有したりすることでより良い案にブラッシュアップしていく過程をとおして、一人では成し得ない成果を出す喜びを感じることができると思います。こういったことに共感できる方は、ぜひ一緒に働きましょう。